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元WBC(世界ボクシング評議会)スーパーフライ級王者で現在はWBC世界スーパーフェザー級8位にランクされるトマス・ロハス(メキシコ)が2日(日本時間3日)メキシコ・タマウリパス州リオブラボでハイロ・ロペス(メキシコ)とWBCスーパーフェザー級インターナショナルタイトルマッチに臨んだ。
ロハスがTKO防衛
初回は、サウスポーのロハスが相手の打ち終わりに左ストレートを合わせる。カウンター戦法でペースを握ったロハスは4回、左ボディアッパーを決めてダウンを先取。しかし、しつこく前進していたロペスが5回、左フックで動きを止めると左右フックの連打で反撃。ピンチのロハスだがここをしのぐと、的確なパンチでポイントを加点。10回は両者とも疲れを見せたが、ラウンド終了間際にロハスが左ストレートで2度目のダウンをゲット。ここはなんとか立ち上がったロペスだったが、11回のゴングに応じることができなかった。
かつて日本で山中慎介(帝拳→引退)らと拳を交えた38歳のロハスは68戦51勝(34KO)16敗1分、敗れたロペスは33戦23勝(16KO)10敗。
かつて日本で山中慎介(帝拳→引退)らと拳を交えた38歳のロハスは68戦51勝(34KO)16敗1分、敗れたロペスは33戦23勝(16KO)10敗。
左:レイジェス 右:モンティエル
セミファイナルのミドル級10回戦は、元世界ランカーのマルコ・レイジェス(メキシコ)がファン・モンティエル(メキシコ)と対戦。初回にモンティエルが強烈なボディアッパーを決めてダウンを奪うと、4回に左フックから連打でレフェリーストップした。2017年2月に現WBO世界スーパーウェルター級王者のハイメ・ムンギア(メキシコ)に2回KO負けを喫してから連勝のモンティエルは26戦21勝(21KO)4敗1分、いいところなく敗れたレイジェスは43戦37勝(28KO)6敗。