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WBO(世界ボクシング機構)の選手権委員会は、同団体のスーパーウェルター級王者ハイメ・ムンギア(21=メキシコ)と指名挑戦権を持つ1位のリアム・スミス(29=英)両陣営に対し、30日以内に対戦合意するよう指令を出した。ムンギアは今月12日、米国ニューヨーク州ベローナでサダム・アリ(29=米)に4回TKO勝ちを収めて王座を獲得している。
リアム・スミス
ムンギア陣営は7月に出身地のティファナで初防衛戦を計画しているが、スミス戦を優先すべき状況になったといえる。もともとアリにはスミスが挑戦するはずだったが、皮膚炎のため4月になって辞退。代わってアリに挑戦したのがムンギアだった。WBOは両陣営に対して交渉締結を促しており、30日以内の合意がない場合は興行権入札を行うとしている。その場合の裁定提示額は20万ドル(約2200万円)となっている。ムンギアは29戦全勝(25KO)、4代前の王者でもあるスミスは28戦26勝(14KO)1敗1分。