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井上尚弥(25=大橋)が返上して空位になっているWBO(世界ボクシング機構)スーパーフライ級王座の決定戦が8月11日、フィリピンのセブ市で行われることになった。1位のドニー・ニエテス(35=フィリピン)と2位のアストン・パリクテ(27=フィリピン)が拳を交えるもので、ニエテスが勝てばミニマム級、ライトフライ級、フライ級に続いて4階級制覇となる。
ニエテス対パリクテはフィリピン人同士の世界戦だが、これは1925年のパンチョ・ビラ対クレベル・センシオのフライ級戦と、今月26日に米国カリフォルニア州フレズノで予定されているIBF(国際ボクシング連盟)スーパーフライ級戦、ジェルウィン・アンカハス対ジョナス・スルタンに続いて3度目のこととなる。近年のフィリピン勢の躍進を物語るデータといえるかもしれない。13日に36歳の誕生日を迎えるニエテスは46戦41勝(23KO)、パリクテは26戦24勝(20KO)2敗。