海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
18日、尾川堅一(30=帝拳)がドーピング違反のため米国ネバダ州アスレチック・コミッション(NSAC)から6ヵ月の資格停止処分を受け、昨年12月のテビン・ファーマー(27=米)とのIBF(国際ボクシング連盟)スーパーフェザー級王座決定戦(尾川の12回判定勝ち)が無効試合に変更された。これにともないIBFのダリル・ピープル会長は「尾川の王座を取り消す」とメディアに話しており、同王座は空位になることが確実となった。これを受け3位のビリー・ディブ(32=豪)と4位のファーマーで王座決定戦が行われる予定だ。
テビン・ファーマー
元IBFフェザー級王者でもあるディブは49戦43勝(24KO)4敗2無効試合。3年前、三浦隆司(帝拳)の持つWBC(世界ボクシング評議会)スーパーフェザー級王座に挑んで3回TKO負けを喫したが、以後は5戦4勝(1KO)1無効試合と無敗を保っている。サウスポーのファーマーは31戦25勝(5KO)4敗1分1無効試合。もともとIBFはディブとファーマーに暫定王座決定戦を命じており、交渉成立の期限を5月3日としていた。この間に話がまとまらない場合は興行権入札が行われる。