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賞金トーナメント「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」スーパーミドル級準決勝は24日(日本時間25日)、ドイツのニュルンベルクで行われるが、WBC(世界ボクシング評議会)ダイヤモンド王者でWBO(世界ボクシング機構)2位のカルム・スミス(27=英)と対戦する予定だったユルゲン・ブレーマー(39=独)がインフルエンザに罹患したため欠場することになった。これを受け代役としてWBC35位のニーキー・ホルツケン(34=オランダ)がスミスと対戦する。
カルム・スミス
ライトヘビー級で2度の戴冠実績を持つサウスポーのブレーマーは1階級落としてWBSSに参戦。準々決勝では全勝だったロブ・ブラント(米)を下して準決勝に駒を進めていた。しかし、病気には勝てなかった。ブレーマーは「日曜日(18日)から熱の出る感染症(インフルエンザ)と闘っている。残念だが、この状態で戦うことは無理。ファンに謝りたい。私自身、スミスと戦うことを楽しみにしていた」との声明を出している。これを受けブレーマーの代役探しが行われ、元キックボクサーで5年前に国際式に転向後は13戦全勝(10KO)の戦績を残しているホルツケンがスミスの相手を務めることになった。WBSSのスーパーミドル級決勝は6月2日に英国で行われることになっており、すでにWBA(世界ボクシング協会)スーパー王者のジョージ・グローブス(英)が出場することが決まっている。