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WBC(世界ボクシング評議会)スーパーフライ級タイトルマッチ、王者シーサケット・ソールンビサイ(31=タイ)対挑戦者同級1位ファン・フランシスコ・エストラーダ(27=メキシコ)の12回戦は24日(日本時間25日)、米国カリフォルニア州イングルウッドのフォーラムで行われる。この試合で2階級制覇を狙う元WBA(世界ボクシング協会)、WBO(世界ボクシング機構)フライ級王者のエストラーダは「相手の弱点をついてKOする」と自信をみせている。
約2ヵ月のハードなトレーニングを先週末のスパーリングで切り上げたエストラーダは、24日の試合に向けて最後の調整に入っているが、すべて順調に進んでいるようだ。「勝負が判定になるかどうかは分からないが、チャンスがあればKOを狙う。メキシコに本部を置くWBCのベルトを獲得することに興奮を抑えきれない」とエストラーダは話す。そして、試合については「シーサケットはファイター型なので、最初は彼がどう戦うか慎重に様子をみるが、偵察が終わったら彼の弱点をついていく」と具体的な戦い方も口にしている。49戦44勝(40KO)4敗1分のシーサケットがサウスポーのファイター型、38戦36勝(25KO)2敗のエストラーダが右のボクサーファイター型とスタイルは異なるが、ともに実績十分の強打者とあって予想は五分と出ている。