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WBA(世界ボクシング協会)クルーザー級王者ジュニエル・ドルティコス(31=キューバ/米)は2月3日、ロシアのソチ近郊アドレルでIBF(国際ボクシング)同級王者ムラト・ガシエフ(24=露)と統一戦を行うが、「ロシアで偶然は起こらないだろう」と自信をみせている。試合は賞金トーナメント「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」の準決勝として行われる。
ドルティコスは16年5月にWBA暫定王座を獲得し、正王者昇格後の昨年9月にはWBSSの準々決勝でドミトリー・クドリャショフ(露)に2回KO勝ちを収めている。ロシアのリングに上がるのはプロになって初めてだが「トレーニング・キャンプは順調だ。ロシアでは偶然は起こらないだろう。私たちは細かいことにも最新の注意を払っている。新しい戦いは人生にとって必要なものでもある。3日にはロシアに爆弾が落ちるだろう」と話している。しかし、その自信とは逆にオッズは3対2で地元のガシエフ有利と出ている。戦績はドルティコスが22戦全勝(21KO)、ガシエフが26戦25勝(18KO)1無効試合。ともに2度目の防衛戦でもある。