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WBC(世界ボクシング評議会)は9日付のオフィシャル・ホームページで、2017年の年間ベストを公表した。「ファイター・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手)」にはミドル級王座を19度防衛中のゲンナディ・ゴロフキン(35=カザフスタン/米)、「ノックアウト・オブ・ザ・イヤー(年間最高KO)」には、スーパーフライ級王者シーサケット・ソールンビサイ(31=タイ)がローマン・ゴンサレス(30=ニカラグア)を4回KOで下した試合が選ばれた。
ゲンナディ・ゴロフキン
ゴロフキンのMVPはやや意外な感もあるが、3月にWBAレギュラー王者のダニエル・ジェイコブス(米)を判定で退け、9月には分の良い内容でサウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)と引き分けて防衛回数を19まで伸ばしたことが高く評価されたようだ。
このほか業績を評価した「パフォーマンス・オブ・ザ・イヤー」にはヘビー級王者デオンタイ・ワイルダー(米)、年間最高試合にはゴロフキン対アルバレス、カムバック賞にはライト級王者ミゲール・マイキー・ガルシア(米)が選ばれた。また、新鋭賞に相当する「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」は19歳のスーパーフェザー級世界ランカー、エドゥアルド・エルナンデス(メキシコ)が選出された。