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スーパーウェルター級のWBA(世界ボクシング協会)スーパー王者エリスランディ・ララ(34=キューバ/米)と、IBF(国際ボクシング連盟)王者ジャレット・ハード(27=米)が4月か5月に王座統一戦を行う可能性が高くなった。ララ陣営のルイス・デキュバス・マネージャーは「対戦交渉は進んでおり、あとは細部の詰めを残すのみ」とメディアに話している。
7度の防衛を重ねているエリスランディ・ララ
ララとハードは昨年10月、WBC(世界ボクシング評議会)王者ジャメール・チャーロ(米)とともにスーパーウェルター級トリプル世界戦に出場、ともに勝利を収めている。特にハードはサウスポーの元王者オースチン・トラウト(米)をギブアップさせており、自信と評価を高めている。こうした流れのなかで統一戦が計画されているもので、試合は4月が有力と伝えられる。21戦全勝(15KO)のハードは「ララは154ポンド(約69.8キロ=スーパーウェルター級)でベストの評価を受けている選手。誰も彼とは戦いたくないというが、私は戦ってみたい。私は最近の7試合をすべてKOで終わらせているので、同じようにララにも勝てると思う」と話している。統一戦が実現すればララ(29戦25勝14KO2敗2分)はWBA王座8度目、ハードはIBF王座2度目の防衛戦となる。