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WBC(世界ボクシング評議会)は同団体スーパーウェルター級1位のマシエイ・スレッキ(28=ポーランド/米)と2位のバーネス・マーティロスヤン(31=アルメニア/米)に対し、挑戦者決定戦を行うよう指示を出した。勝者は同級王者ジャメール・チャーロ(27=米)への指名挑戦権を手にする。スレッキが初の挑戦切符を獲得するのか、それともマーティロスヤンが3度目の挑戦に駒を進めるのか、なかなか興味深いカードだ。
スレッキは26戦全勝(10KO)のレコードを残しており、16年には現ミドル級世界ランカーのウーゴ・センテノ(米)に10回TKO勝ち、昨年10月には前WBA(世界ボクシング協会)スーパーウェルター級王者ジャック・クルカイ(エクアドル/独)に判定勝ちを収めている。対するマーティロスヤンは13年11月にデメトリアス・アンドレイド(米)、16年5月にエリスランディ・ララ(キューバ/米)と世界戦で拳を交えたが、いずれも判定で敗れている。15年3月にはチャーロとも対戦した経験を持つが、10回判定負けを喫している。40戦36勝(21KO)3敗1分。