海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
前IBF(国際ボクシング連盟)スーパーフェザー級王者ジャーボンタ・デイビス(23=米)の近未来について、契約を交わしているメイウェザー・プロモーションズのレナード・エレーベCEOが「彼はスーパーフェザー級に留まり、王座奪還の機会をうかがうことになるだろう」とメディアに明かしている。デイビスは今年1月に王座を獲得したが、8月のV2戦を前に体重超過のため計量で失格してベルトを失った。
ジャーボンタ・デイビス
小柄ながら素早い身のこなしと強打で戴冠を果たしたサウスポーのデイビスは、王座を剥奪された直後の試合でも勝利を収めており、戦績を19戦全勝(18KO)に伸ばしている。ちなみにデイビスが失態を犯したことで空いたIBF王座は9日(日本時間)、尾川堅一(帝拳)とテビン・ファーマー(米)が争うことになっている。エレーベ氏は「彼はスーパーフェザー級に留まる。そして再び世界王座に挑戦することになるだろう」と話している。現在、デイビスはWBC(世界ボクシング評議会)ではライト級4位に名前を連ねているが、WBA(世界ボクシング協会)とIBFではスーパーフェザー級6位にランクされている。尾川が戴冠を果たせばデイビスと対戦する可能性も出てきそうだ。