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WBA(世界ボクシング協会)ライトフライ級王者の田口良一(30=ワタナベ)が次期防衛戦の発表を行った17日、対戦相手となるIBF(国際ボクシング連盟)同級王者ミラン・メリンド(29=比)陣営もフィリピンで会見を開いた。アラ・プロモーションズのマイケル・アルデゲール社長は「IBF会長と話し合うために中国に行ったり苦労したが、その甲斐あって統一戦が実現することになった」と話した。
「秘策あり」と自信のメリンド
メリンドは今年5月、八重樫東(大橋)を1回TKOで下して暫定王者から正王者に昇格。9月にはヘッキー・バドラー(南ア)の挑戦を僅差判定で退けた。しかし、相手側から抗議が出たためIBFから再戦を命じられたが、アルデゲール氏が団体やバドラー陣営と交渉して指名戦を先延ばしにすることに成功した模様だ。田口との統一戦に向けメリンドは「夢に描いていた戦いが実現することになった。この階級の王座を統一したいとずっと思っていたんだ。田口との試合のための対策は練ってある。彼は動きながら戦おうとするだろうが、ずっと動き回れるわけじゃないよ」と自信をみせた。