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WBO(世界ボクシング機構)ライトフライ級6位アンヘル・アコスタ(27=プエルトリコ)が12月2日、米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで行われるミゲール・コット(37=プエルトリコ)対サダム・アリ(29=米)のWBOスーパーウェルター級タイトルマッチの前座に出場することになった。アコスタは今年5月、田中恒成(22=畑中)の持つ王座に挑戦して12回判定負けを喫しており、これが再起戦となる。
再起戦が暫定王座決定戦となるアコスタ
アコスタは16戦全KO勝ちというレコードを引っ下げて田中に挑戦。好スタートをきったものの5回にダウンを喫して失速し、中盤以降は田中の攻撃の前に受けに回る場面が増えてポイントを失い、明白な差をつけられて判定で敗れた。再起戦の相手はWBO4位のファン・アレホ(メキシコ)で、この試合は暫定王座決定戦とアナウンスされている。アコスタは17戦16勝(16KO)1敗。2年前、田中の前の王者ドニー・ニエテス(比)に挑んで12回判定負けを喫して以来2度目の大舞台となるアレホは29戦24勝(14KO)4敗1分。
同じく前座には8月にWBC(世界ボクシング評議会)スーパーバンタム級王座に挑んでレイ・バルガス(メキシコ)に12回判定負けを喫したロニー・リオス(米)が出場、元世界ランカーのデイビ・フリオ・バッサ(コロンビア)と対戦する。リオスは30戦28勝(13KO)2敗。2年前に来日して尾川堅一(帝拳)に10回TKO負けを喫しているバッサは23戦19勝(11KO)3敗1無効試合。
なお、セミファイナルではレイ・バルガスがオスカル・ネグレテ(コロンビア/米)を相手に2度目の防衛戦を行うことになっている。