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12月9日(日本時間10日)、米国ネバダ州ラスベガスのマンダレイベイ・イベンツセンターで行われるオルランド・サリド(36=メキシコ)対ミゲール・ローマン(31=メキシコ)の試合が、WBC(世界ボクシング評議会)スーパーフェザー級暫定王座決定戦として認定された。1位にランクされるサリドは王者ミゲール・ベルチェル(25=メキシコ)に挑戦する予定だったが、ベルチェルが負傷したため5位のローマンと対戦することになっていた。
オルランド・サリド
元IBF(国際ボクシング連盟)、WBO(世界ボクシング機構)フェザー級、WBOスーパーフェザー級王者でもあるサリドは62戦44勝(31KO)13敗4分1無効試合。直近の4戦は12回判定負け(WBO王座失う)、12回引き分け(WBO王座挑戦)、12回引き分け(WBC王座挑戦)、7回終了TKO勝ちとなっている。対するローマンは今年1月、WBC挑戦者決定戦で三浦隆司(帝拳)に12回KO負けを喫したが、6月に12回TKO勝ちで再起を果たしている。69戦57勝(44KO)12敗。
この日はスーパーフェザー級のIBF王座決定戦、尾川堅一(帝拳)対テビン・ファーマー(米)と、WBC同級挑戦者決定戦、2位フランシスコ・バルガス(メキシコ)対8位スティーブン・スミス(英)も行われる。
また、同じ12月9日には米国ニューヨークでワシル・ロマチェンコ(ウクライナ/米)対ギジェルモ・リゴンドー(キューバ/米)のWBOスーパーフェザー級タイトルマッチも行われることになっている。風雲急を告げるスーパーフェザー級トップ戦線。大きな変化が起こるのか注目したい。