海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
衝撃の結末となったWBC(世界ボクシング評議会)ヘビー級タイトルマッチ(4日、米国ニューヨーク)、王者デオンタイ・ワイルダー(32=米)対前王者で1位の挑戦者バーメイン・スティバーン(39=ハイチ/米)は、ショータイムで米国内に生中継されたが、その視聴件数は平均で82万4000件だった。ニールセン・メディア・リサーチのデータによるとピーク時の視聴件数は88万7000件に達した。
電光石火のKO
試合はワイルダーが2分59秒の間に3度のダウンを奪う電光石火のKO勝ちだったが、その短い勝負にもかかわらず上々の数字がはじき出された。これはショータイムが今年になって放送したボクシングのなかではミゲール・マイキー・ガルシア(米)対エイドリアン・ブローナー(米)の平均88万1000件、ピーク時93万7000件に次いで2番目の視聴件数だという。ちなみにワイルダー対スティバーンの前座で行われたショーン・ポーター(米)対アドリアン・グラナドス(メキシコ/米)は平均が64万6000件、ピーク時69万6000件、セルゲイ・リピネッツ(カザフスタン/露/米)対近藤明広(一力)は平均42万7000件、ピーク時53万件だったと報告されている。
また、同じ日にモナコのモンテカルロで行われたドミトリー・ビボル(キルギス/露)対トレント・ブロードハースト(豪)のWBA(世界ボクシング協会)ライトヘビー級タイトルマッチはHBOテレビで米国に放送されたが、こちらは平均34万1000件、ピーク時35万6000件の視聴数だった。夜の再放送は平均28万9000件、ピーク時30万5000件だった。