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バンタム級とフェザー級の元世界王者で現在はWBC(世界ボクシング評議会)スーパーフェザー級3位にランクされるジョニゴンことジョニー・ゴンサレス(36=メキシコ)が4日(日本時間5日)、メキシコのチワワ州シウダーフアレスで世界挑戦経験者のイルビン・ベリー(31=パナマ)を相手に、自身が保持するWBC中南米スーパーフェザー級王座のV2戦に臨んだ。
65度目の勝利を収めたゴンサレス
ベリーの動きに合わせて左ジャブを打ち込みたいゴンサレスだったが、距離感が悪いためか命中しなかった。それでも徐々に距離とタイミングが合ってきたゴンサレスは3回、やっと左右をヒットし始めた。ここはローブローで好機を逸した元王者だが、6回に左フックを当ててダウンを奪った。その後もKOを狙って攻めて出たゴンサレスだが、動きを止めないベリーに決定打を打ち込めないままラウンドを重ねることになった。やっと最終12回にゴンサレスはダウンを追加したが、仕留められずに試合終了となった。ジャッジ三者から120対105で支持されたゴンサレスは75戦65勝(54KO)10敗。10年12月にジョナタン・バーロス(亜)とWBA(世界ボクシング協会)フェザー級王座決定戦を行った(7回TKO負け)経験を持つベリーは32戦23勝(10KO)7敗2分。