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IBF(国際ボクシング連盟)ライト級タイトルマッチ、王者ロバート・イースター(26=米)対1位の指名挑戦者デニス・シャフィコフ(32=露)の12回戦は6月30日(日本時間7月1日)、イースターの地元でもある米国オハイオ州トレドのハンティントン・センターで行われた。19戦全勝(14KO)の長身(180センチ)王者に対し、165センチの小柄なサウスポーの挑戦者はどう仕掛けて出たのか。
〇ロバート・イースター(米)
12回判定(3-0)
×デニス・シャフィコフ(露)
身長で15センチ、リーチで19センチの差がある両者だが、意外にもイースターは距離をとらずに打ち合う作戦をとった。3回には右アッパーをヒットするなど前半を有利に戦い、シャフィコフの反撃にあっても決定打を許すことはなかった。終盤に入って逃げ切りを図ったのか、イースターは距離を保つボクシングに切り替えた。採点は120対108(二者)、116対112の3-0だったが、王者に満点をつけたジャッジ二者には批判の声も挙がっている。戴冠試合、初防衛戦に続いて判定勝ちとなったイースターは20戦全勝(14KO)。3度目の挑戦も実らなかったシャフィコフは42戦38勝(20KO)3敗1分。