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昨年3月に一度はWBA(世界ボクシング協会)ヘビー級王座を獲得しながらドーピング違反のためベルトを取り消されたルーカス・ブラウン(38=豪)が6月2日、オーストラリアのシドニーで15ヵ月ぶりの復帰戦に臨む。相手は9連敗中のマシュー・グリーア(40=米)。「私がヘビー級で最強打者だと思う」と豪語するブラウンの再出発戦は6回戦として行われる。
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ブラウンは昨年3月、ロシアのグロズヌイで当時のWBA王者ルスラン・チャガエフ(ウズベキスタン/独)に10回TKO勝ちを収めて戴冠を果たした。しかし、のちにドーピング違反が発覚したため王座を剥奪され、ベルトはチャガエフに返還された。そのチャガエフが指名防衛戦の意思を示さなかったため、ブラウンに王座決定戦のチャンスが到来したが、再びドーピング違反が判明。こうした経緯がありブラウンはトップ戦線から消えかかっている。24戦全勝(21KO)。復帰戦で存在感を示すことができるか。14年以降は9連敗と不振のグリーアは36戦16勝(13KO)20敗。