海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
4月29日に元3団体王者ウラジミール・クリチコ(41=ウクライナ)を11回TKOで下してIBF(国際ボクシング連盟)ヘビー級王座のV3を果たし、同時にWBA(世界ボクシング協会)同級スーパー王座を獲得したアンソニー・ジョシュア(27=英)の次戦は11月に行われることになりそうだ。エディ・ハーン・プロモーターが明かしたもので、開催地候補として英国内のほか米国、中国やアラブ首長国連邦(UAE)などが挙がっている。
アンソニー・ジョシュア
ジョシュアの次戦に関しては両陣営間の契約に従って再戦の権利を持つクリチコが第一候補だが、ハーン・プロモーターは6月上旬までに元王者から再戦の意思表示がない場合は別の相手を選ぶとしている。その場合はIBFの指名挑戦者クブラト・プーレフ(ブルガリア)が最有力とみられている。開催地については7万人超の収容能力を持つ英国カーディフのプリンシパリティ・スタジアムのほか、米国ラスベガス、中国、さらに中東のUAEのドバイやカタールのドーハなどからオファーがあると話している。ジョシュアを巡るビジネス面の攻防もみものだ。