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IBF(国際ボクシング連盟)はミドル級1位のトゥレアノ・ジョンソン(33=バハマ/米)と2位のセルゲイ・デレビャンチェンコ(31=露/米)に対し、3団体統一王者ゲンナディ・ゴロフキン(35=カザフスタン/米)への指名挑戦者決定戦として対戦するよう指令を出した。両陣営の交渉が不調に終わった場合は興行権入札が行われる。故障がちのジョンソンが対戦に応じない場合、IBFは1位の肩書を剥奪するとしている。
ジョンソンは15年10月、ゴロフキン対デビッド・レミュー(カナダ)の前座で行われたイーモン・オケイン(英)とのIBF挑戦者決定戦で12回判定勝ち、一度は挑戦が約束された。しかし、古傷の肩の腱の手術をしたため16年4月に計画されたゴロフキンへの挑戦を見送った経緯がある。今年3月に戦線復帰し、2回KO勝ちを収めている。その間もIBFはジョンソンを1位に据え置いたが、ここで改めてデレビャンチェンコと挑戦者決定戦を行うことを決めた。ジョンソンは21戦20勝(14KO)1敗、デレビャンチェンコは10戦全勝(8KO)。