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試合ごとに評価がアップしているWBO(世界ボクシング機構)スーパーフェザー級王者のワシル・ロマチェンコ(29=ウクライナ/米)だが、比例してテレビの視聴件数も上昇している。8日に米国メリーランド州オクソンヒルで行われたジェイソン・ソーサ(29=米)とのV2戦は、米国の大手ケーブルネットワークHBOテレビの「ワールド・チャンピオンシップ・ボクシング」の枠で放送されたが、その視聴件数が平均で83万件を超えたと公表された。
試合後のロマチェンコ
ニールセン・メディア・リサーチが発表したデータによると、平均視聴件数は83万2000件で、ピーク時には88万6000件だった。これは2月にショータイムで放送されたエイドリアン・ブローナー(米)対アドリアン・グラナドス(メキシコ/米)の平均77万9000件、ピーク時85万9000件を上回る今年最高の数字だという。ロマチェンコ自身も昨年11月のニコラス・ウォータース(ジャマイカ)を7回終了TKOで下した試合の76万1000件(ピーク時)を超えた。ウクライナ出身の「ハイテク」は、いよいよ本物のスターになってきたようだ。