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WBO(世界ボクシング機構)ウェルター級タイトルマッチ、王者マニー・パッキャオ(38=比)対挑戦者同級2位ジェフ・ホーン(29=豪)の12回戦が既報のとおり7月2日、オーストラリアのブリスベンで行われることが決定した。パッキャオのプロモートを手掛けるトップランク社が10日付のホームページで公式発表したもの。試合は5万5000人を収容することができるサンコープ・スタジアムで行われる。
マニー・パッキャオ
二転三転のすえパッキャオの次戦が決定した。もともとパッキャオ対ホーンは4月23日にブリスベンで行われる計画だったが、そんな折りにUAE(アラブ首長国連邦)の投資家が3800万ドル(約42億円)の資金提供を申し出てパッキャオ対アミール・カーン(英)戦を誘致。一転して新カードが5月開催で決まりかけたが、資金提供が眉唾ものと判明したことで白紙に。こうした経緯があってパッキャオ対ホーンが元の鞘に収まったというわけだ。試合は米国でも放送されるため、オーストラリア時間の昼間のゴングになりそうだ。サウスポーのパッキャオは67戦59勝(38KO)6敗2分、12年ロンドン五輪ライトウェルター級8強の実績を持つホーンは17戦16勝(11KO)1分。「ザ・バトル・オブ・ブリスベン」というシンプルなキャッチコピーがつけられた試合のオッズは、いまのところ7対1でパッキャオ有利と出ている。