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12年ロンドン五輪バンタム級金メダリストで現在はWBC(世界ボクシング評議会)ライト級2位にランクされるルーク・キャンベル(29=英)が4月29日、英国ロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われるアンソニー・ジョシュア(27=英)対ウラジミール・クリチコ(41=ウクライナ)のIBF(国際ボクシング連盟)ヘビー級タイトルマッチの前座に出場することになった。相手は元WBA(世界ボクシング協会)ライト級王者のダルレイ・ペレス(30=コロンビア)。
サウスポーのキャンベルはロンドン五輪では準決勝で清水聡を下し、決勝でも勝って金メダルを獲得。プロ転向後は13戦目に判定負けを喫したものの、その後は英連邦王座やWBCシルバー王座を獲得するなど強豪相手に4連勝(3KO)と復調している。通算戦績は17戦16勝(13KO)1敗。WBC2位のほかWBAでは8位、IBFでも9位にランクされている。対するペレスは14年6月にWBA暫定王座を獲得(のちに正王者に昇格)して3度防衛したが、15年11月にアンソニー・クロラ(英)のボディブローを浴びて5回KO負け、無冠に戻った。37戦33勝(21KO)2敗2分。試合はWBCライト級挑戦者決定戦と銘打たれているが、ペレスが30位とランクが低いことから考えてキャンベルが勝った場合のみ挑戦権獲得ということになりそうだ。