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12年ロンドン五輪と16年リオデジャネイロ五輪の女子フライ級連覇を成し遂げたニコラ・アダムス(34=英)が8日(日本時間9日)、英国マンチェスターで行われたテリー・フラナガン(27=英)対ペトル・ペトロフ(34=露/スペイン)のWBO(世界ボクシング機構)ライト級タイトルマッチの前座に出場、ベルジニア・ノエミ・カルカモ(32=亜)とのスーパーフライ級4回戦でプロデビューを果たした。
アダムスは初回からカルカモをコントロールしてポイントを重ね、ジャッジ三者が40対36のフルマークをつける判定勝ちを収めた。敗れたカルカモは8戦4勝3敗1分。アダムスは五輪連覇のほか世界選手権では08年、10年、12年は準優勝、16年は優勝の実績を持つアダムスは、アンドレ・ウォード(米=現3団体統一ライトヘビー級王者)やアミール・カーン(英=スーパーライト級王者)らを指導するバージル・ハンター・トレーナーと、フラナガンやビリー・ジョー・サンダース(英=WBOミドル級王者)らを擁するフランク・ウォーレン・プロモーターと契約してプロに転向した。第2戦は5月13日、英国リーズで予定されている。