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元WBA(世界ボクシング協会)ライト級王者で現在はWBO(世界ボクシング機構)同級6位にランクされるパウルス・モーゼス(38=ナミビア)が4月1日、自国ナミビアの首都ウィントフックでWBOアフリカ王座のV2戦を予定している。相手は13戦12勝(6KO)1分のべノア・マカンギラ・ベラ(30=コンゴ民主共和国)。無冠になって7年、モーゼスは再上昇のきっかけをつかむことはできるか。
モーゼスは09年1月、小堀佑介(角海老宝石)に12回判定勝ちを収めてWBA王者になり、初防衛戦では嶋田雄大(ヨネクラ)を退けた。長期政権も予想されたが、その矢先の10年5月にミゲール・アコスタ(ベネズエラ/米)に6回KO負けを喫して王座から陥落した。12年にはリッキー・バーンズ(英)の持つWBO王座に挑んだが判定負け。一昨年のマルコム・クラッセン(南ア)との元王者対決でも判定で敗れた。戦績は42戦38勝(23KO)3敗1無効試合。相手のベラは昨年9月にIBF(国際ボクシング連盟)アフリカ大陸スーパーライト級王座を獲得するなど勢いがあるだけに要注意といえそうだ。