海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
IBF(国際ボクシング連盟)スーパーライト級1位にランクされるセルゲイ・リピネッツ(27=カザフスタン/米)が3月4日(日本時間5日)、米国ニューヨークのバークレイズ・センターで行われるウェルター級王座統一戦、WBA(世界ボクシング協会)王者キース・サーマン(28=米)対WBC(世界ボクシング評議会)王者ダニー・ガルシア(28=米)の前座に出場することになった。
「サムライ」というニックネームを持つリピネッツはキックボクシングを経て14年4月に国際式に転向。昨年12月にはレオナルド・ザッパビーニャ(豪)に8回KO勝ちを収めてIBFの指名挑戦権を手に入れ、戦績を11戦全勝(9KO)に伸ばした。しかし、王者のジュリアス・インドンゴ(ナミビア)は4月15日にWBA王者のリッキー・バーンズ(英)と統一戦を行うことになっており、この勝者への挑戦を目指すリピネッツは試合間隔が空くことが確実視される。そのため今回の出場を決めたものと思われる。相手は16戦14勝(7KO)2敗の29歳、クラレンス・ブース(米)。