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WBC(世界ボクシング評議会)ライト級33位にランクされるホープ、ペドロ・カンパ(25=メキシコ)は18日(日本時間19日)、メキシコのソノラ州グアイマスで世界挑戦の経験を持つマルビン・キンテロ(30=メキシコ)とスーパーライト級10回戦で拳を交えた。前座には元IBF(国際ボクシング連盟)ミニマム級王者マリオ・ロドリゲス(28=メキシコ)も出場した。
カンパは24戦全勝(18KO)の快進撃を続けるホープだが、この日はサウスポーのベテランの右フックを浴びて足がもつれるなど少し手を焼いた。しかし4回、右フックをキンテロのテンプルに当ててチャンスをつかみ、これを機にラッシュ。左フック、右ストレート、左フックという教科書どおりのコンビネーションで沈めた。デビューからの連勝を25に伸ばしたカンパに対し、キンテロは37戦29勝(25KO)8敗。ちなみにこの8敗のうち、12年10月にIBF世界ライト級王座に挑んでミゲール・バスケス(メキシコ)に12回判定負けした以外はすべてKO(TKO)負けだ。
セミではロドリゲス対ヒルベルト・パーラ(メキシコ)のライトフライ級10回戦が行われ、パーラが2対1の判定勝ちを収めた。ジャッジ二者から99対91、98対92で支持されたパーラは28戦24勝(20KO)3敗1無効試合。ひとりのジャッジから97対93で支持を受けたロドリゲスは37戦19勝(12KO)13敗5分。