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[海外ニュース]2017.2.14

ブルック対スペンス 5月に英国で実現

 IBF(国際ボクシング連盟)ウェルター級王者ケル・ブルック(30=英)対同級1位の指名挑戦者エロール・スペンス(27=米)のタイトルマッチが5月に英国で実現することになった。IBFの指令を受け両陣営は交渉を続けてきたが、合意に達したため14日に予定された興行権入札は回避されることになった。試合は5月20日か27日、ブルックのホームでもある英国シェフィールドで開催されることになりそうだ。
エロール・スペンス
 両者の対決に関してIBFは昨秋に交渉をまとめるよう指令を出していたが、眼窩低骨折の手術とリハビリに努めていたブルック側が期限延長を要請し、今年2月まで交渉リミットが延びていた。さらに7日には入札が予定されていたが、両陣営の合意が近かったことから1週間の延期が認められていた。指名防衛戦期限は5月20日だが、ブルック陣営は1週間後の27日を予定しており、このあたりの詰めが残っている様子だ。昨年9月、IBFのウェルター級王座を保持したままゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/米)の持つ世界ミドル級王座に挑んで5回TKO負けを喫したブルックは37戦36勝(25KO)1敗。これが再起戦となる。12年ロンドン五輪出場の実績を持つスペンスは21戦全勝(18KO)。オッズは5対4でブルック有利と出ている。


 

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