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IBF(国際ボクシング連盟)ライト級王者ロバート・イースター(26=米)の初防衛戦が10日(日本時間11日)、同級15位のルイス・クルス(31=プエルトリコ)を相手に米国オハイオ州トレドのハンティントン・センターで行われる。昨年9月、リチャード・コーメイ(29=ガーナ)との決定戦を制して王座を獲得したイースターにとっては凱旋防衛戦となる。
出身地で初防衛戦を迎えるイースターは「みんなが知っているように私は話をすることが苦手なので、リングの上で両拳でアピールするつもりだ。私の前には手強い相手が立ち塞がっている。クルスはやる気満々だが、私は彼をKOするつもりだ」とKO防衛を宣言している。これに対し、直近の8戦では3勝(1KO)4敗1分と世界挑戦者としては物足りないクルスは「このチャンスをもらえて感謝している。彼のホームタウンでの試合なので不利なことは承知しているが、夢でもある世界戦のリングで全力を尽くす」と大番狂わせを起こすことに意欲をみせた。通算戦績は27戦22勝(16KO)4敗1分。オッズは33対1でイースター有利と出ている。
この日はダブルメインとしてラウシー・ウォーレン(米)対ザナト・ザキヤノフ(カザフスタン)のWBA(世界ボクシング協会)内のバンタム級王座統一戦も行われる。昨年6月に獲得したスーパー王座の初防衛戦となるウォーレンは16戦14勝(4KO)1敗1分。15年11月に暫定王座を獲得して以来のリングとなるザキヤノフは27戦26勝(18KO)1敗。オッズは10対3でウォーレン有利と出ている。