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[海外ニュース]2017.2.7
ブルックvsスペンス 入札延期
IBF(国際ボクシング連盟)ウェルター級王者ケル・ブルック(30=英)と、1位の指名挑戦者エロール・スペンス(27=米)の興行権入札は7日に米国ニュージャージー州スプリングフィールドのIBF本部で行われる予定だったが、両陣営からの要請で1週間延期となった。対戦合意が近いためとみられているが、交渉が不調に終わった場合は14日に入札が行われる。
ブルックは昨年9月に2階級上のミドル級王者ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/米)に挑んで5回TKO負け。眼窩低骨折の手術を受けたあと昨年のうちにジムワークを再開している。ウェルター級王座は保持しており、スペンス戦が実現すれば4度目の防衛戦となる。37戦36勝(25KO)1敗。対するスペンスは12年ロンドン五輪出場後にプロデビューし、ここまで21戦全勝(18KO)のレコードを残している。昨年8月、レナード・ブンドゥ(シエラレオネ/イタリア)に6回KO勝ちを収めて指名挑戦権を獲得した。スペンスを擁するTGBプロモーションのトム・ブラウン代表は「交渉は最終段階にきている。来週の入札前に決めたい」と状況を説明している。
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