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「重量級のロマチェンコ」との評も出始めているWBO(世界ボクシング機構)クルーザー級王者オレクサンデル・ウシク(30=ウクライナ)の2度目の防衛戦は、4月に米国内で行われる可能性が高くなった。当初、ウシクのV2戦は3月18日に米国ニューヨークで行われるゲンナディ・ゴロフキン(34=カザフスタン/米)対ダニエル・ジェイコブス(29=米)の世界ミドル級タイトルマッチの前座で計画されていた。
12年ロンドン五輪ヘビー級金メダリストのウシクは昨年9月にクシシュトフ・グロワキ(ポーランド)を下してプロでも世界一の座についた。12月には米国で初防衛にも成功。これらの試合が評価され、HBOテレビとウシク陣営は3月18日にV2戦を計画していた。しかし、そこにWBC(世界ボクシング評議会)フライ級王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)の防衛戦が入ってきたため、ウシクが押し出されるかたちになったようだ。それでもHBOテレビはペイ・パー・ビューのカードに組み入れていきたい意向を持っていることから、次戦は米国内で行われることが確定的といえる。