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3月2日、東京・両国国技館で山中慎介(34=帝拳)の持つWBC(世界ボクシング評議会)バンタム級王座に挑む同級9位カルロス・カールソン(26=メキシコ)が、「山中はパンチがあってフィジカルも強い選手。そんな相手と戦えるので3月2日が楽しみだ」と意欲をみせている。試合は山中の12度目の防衛戦として行われる。
カールソンは11年3月のプロデビュー戦は4回判定負けだったが、以後はすべて勝利を収めている。戦績は23戦22勝(13KO)1敗。低い姿勢から距離を詰めて力強い左右フックを振ってくる強打者で、山中も「パンチの破壊力はありそうなので気をつけたい」と警戒している。そのカールソンは山中について「パンチ力があり、フィジカルも強い。身長は同じくらいなのでハンデにはならないと思う。3月2日が楽しみだ」と話している。カールソン自身は週の前半3日間は酸素室に入り、その後はエル・コンドルという山で走り込みの高地トレーニングをする予定だという。ジムワークでは連日8〜10ラウンドのスパーリングをこなして山中戦に備えている。