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IBF(国際ボクシング連盟)ライトヘビー級挑戦者決定戦、2位アルツール・ベテルビエフ(32=露/カナダ)対7位サリバン・バレラ(34=キューバ/米)の興行権入札が2日、米国ニュージャージー州スプリングフィールドのIBF本部で行われ、ベテルビエフ側のグループ・イボン・ミシェル(GYM)が25万1000ドル(約2836万円)を提示して落札した。試合は3月末か4月初旬に計画されており、勝者は王者アンドレ・ウォード(32=米)への挑戦権を手にする。
入札にはGYMのほかバレラ側のメインイベンツ社が参加、18万1000ドル(約2045万円)を提示したが及ばなかった。報酬の配分はベテルビエフが75%、バレラが25%となる。もともとベテルビエフ対バレラは15年に計画されたが、ベテルビエフが肩を故障したため消滅したかたちになっていた。その後、バレラはIBFの指名挑戦権を獲得したが、ウォードを相手に再び挑戦者決定戦を行い判定負け、現在は7位に後退している。2度の五輪出場実績を持つベテルビエフは11戦全KO勝ち、バレラは19戦18勝(13KO)1敗。