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このほどWBA(世界ボクシング協会)の選手権委員会は、同団体のバンタム級王者ジェイミー・マクドネル(30=英)と4位のリボリオ・ソリス(34=ベネズエラ)に対し対戦交渉に入るよう指令を出した。両者は昨年11月にモナコで対戦しマクドネルが3対0の判定勝ちを収めたが、ソリス陣営から採点を不服とする訴えが起こされ、委員会が映像を確認しながら審議していた。
リボリオ•ソリス
マクドネル対ソリスは昨年11月12日、モナコのモンテカルロで行われ、マクドネルがジャッジ三者から116対112、115対113、117対111のスコアで支持され5度目の防衛を果たした。しかし、試合内容は数字以上に競ったもので、ソリス陣営は「受け入れがたい採点だ」としてWBAに提訴。これを受けて今回の裁定となった。両陣営の交渉期間は1月31日から30日間とされ、この間に話がまとまらないときは興行権入札が行われる。その場合の報酬分配比率はマクドネル75%、ソリス25%となっている。マクドネルは32戦29勝(13KO)2敗1分、ソリスは31戦25勝(11KO)5敗1分。