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WBA(世界ボクシング協会)は、同団体のクルーザー級レギュラー王者ベイブト・シュメノフ(33=カザフスタン/米)対暫定王者ジュニエル・ドルティコス(30=キューバ/米)の興行権について、ドルティコス側のカリブ・プロモーションが権利を失い、TGBプロモーションに移ったとアナウンスした。両者は2月11日に団体内統一戦を行う方向で同意していたが、プロモートの進行がなかった。
ベイブト・シュメノフ
両者の対戦に関する興行権入札は昨年11月に行われ、カリブ・プロモーションが35万1ドル(約3955万円)で落札した。試合は「2月11日に米国フロリダ州マイアミで開催」という情報が流れたが、その後、動きがないまま現在に至る。こうしたなかWBAはカリブ・プロモーションの意思確認を試みたが果たせず、今回の措置になったという。元ライトヘビー級王者でもあるシュメノフは15年7月にクルーザー級のWBA暫定王座を獲得し、16年5月に正王者に昇格。これと同時にドルティコスが暫定王座についた経緯がある。シュメノフは19戦17勝(11KO)2敗、ドルティコスは21戦全勝(20KO)。仕切り直しの団体内統一戦は、はたして実現するのだろうか。