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4階級制覇の実績を持つWBC(世界ボクシング評議会)スーパーフライ級王者ローマン・ゴンサレス(29=ニカラグア)は3月18日、米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)で2代前の王者シーサケット・ソールンビサイ(30=タイ)を相手に初防衛戦に臨む。試合を約2ヵ月後に控えたゴンサレスは「彼は狡猾な選手だが、スタイルは嚙み合うと思う。でも強打には警戒が必要」と話している。
ローマン・ゴンサレス
ゴンサレスは初防衛戦に向けニカラグアの隣国コスタリカでトレーニングをしている。最近は米国カリフォルニア州ビッグベアでトレーニング・キャンプを行うこともあったが、寒さが苦手なため温暖なコスタリカで調整をすることにしたようだ。シーサケットについてゴンサレスは「彼のスタイルは私にとって好都合だが、強打があるので注意が必要だと思う。でもパンチ力以外は問題ないだろう。彼はダーティーな面もあるのでバッティングに注意したい」と警戒の色をみせている。ゴンサレスは46戦全勝(38KO)、返り咲きを狙うサウスポーのシーサケットは46戦41勝(38KO)4敗1分。ともにKO率は82%を超えるだけにジャッジ不要のスリリングな試合になりそうだ。