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来年1月28日、雪辱とベルト奪回を狙ってカール・フランプトン(29=英)の持つWBA世界フェザー級王座に挑む前王者レオ・サンタ・クルス(28=メキシコ/米)が、「前回は試合に集中できなかったが、今度は本当の力をみせてやる。勝負をジャッジに委ねることはしない」と、事実上のKO宣言をしている。
レオ・サンタ・クルス
サンタ・クルスとフランプトンは7月、米国ニューヨークのバークレイズ・センターで対戦し、挑戦者のフランプトンが117対111、116対112、114対114の2-0判定で王座を奪った。今回は立場を変えてのダイレクト・リマッチとなるわけだが、サンタ・クルスは初戦を前に父親の癌が明らかになったため「トレーニングに集中できなかった」と明かしている。そして「今回はモチベーションが全然違う。フランプトンは本当のサンタ・クルスと向き合うことになるだろう。しっかり準備して勝つよ。私のベストを彼にみせるつもりだ」と意気込んでいる。さらに初戦は不本意な判定負けだっただけに「勝負の行方をジャッジに委ねるつもりはない。彼にダメージを与えて叩きのめしてやる」と鼻息が荒い。フランプトンは23戦全勝(14KO)、サンタ・クルスは34戦32勝(18KO)1敗1分。オッズは約3対2でフランプトン有利と出ている。