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9月にWBO世界クルーザー級王座を獲得したオレクサンデル・ウシク(29=ウクライナ)の初防衛戦が17日(日本時間18日)、米国カリフォルニア州イングルウッドのフォーラムで行われる。試合前日の16日、ウシクは同級12位の挑戦者タビソ・ムチュヌ(28=南ア)とともに計量に臨んだ。
12年ロンドン五輪ヘビー級金メダリストでもあるウシクは9月、クシシュトフ・グロワキ(ポーランド)を下して戴冠を果たし、ちょうど3ヵ月で初防衛戦に臨む。体重は199.5ポンド(約90.4キロ)だった。ムチュヌは198.6ポンド(約90.0キロ)だった。これが米国初登場のウシクは10戦全勝(9KO)、ムチュヌは19戦17勝(11KO)2敗。サウスポー同士の一戦は16対1でウシク有利と出ている。
バーナード・ホプキンス
この日は元世界2階級制覇王者バーナード・ホプキンス(米)のラスト・ファイトがメインとなっている。1月に52歳になるホプキンスは174ポンド(約78.9キロ)で現役最後の計量を終えた。WBC2位、WBA5位、WBO12位のジョー・スミス(米)は175ポンド(約79.3キロ)だった。戦績はホプキンスが66戦55勝(32KO)7敗2分2無効試合、スミスは23戦22勝(18KO)1敗。もしもホプキンスがKO勝ちを収めれば04年9月のオスカー・デラ・ホーヤ(米)戦以来12年ぶりのことで、逆にKO負けを喫した場合は28年のプロキャリアで初のこととなる。