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19日(日本時間20日)、米国ネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで行われるセルゲイ・コバレフ(33=露/米)対アンドレ・ウォード(32=米)のWBA、IBF、WBO3団体統一世界ライトヘビー級タイトルマッチを前に、かつてコバレフに4回TKO負けを喫してWBO王座を奪われたネイサン・クレバリー(29=英 ※現WBAレギュラー王者)が「コバレフが判定で勝つだろう」と予想している。
※コバレフ対ウォードは20日(日)午前11時からWOWOWメンバーズ・オンデマンドで先行ライブ配信の予定。21日(月)夜9時からWOWOWライブ「エキサイトマッチ」で放送予定。
※コバレフ対ウォードは20日(日)午前11時からWOWOWメンバーズ・オンデマンドで先行ライブ配信の予定。21日(月)夜9時からWOWOWライブ「エキサイトマッチ」で放送予定。
セルゲイ・コバレフ
クレバリーは10年12月にWBO王座(当時は暫定)を獲得し5度防衛。コバレフとは13年8月に6度目の防衛戦で対戦した。英国カーディフに招いての指名試合だったが、結果はコバレフの4回TKO勝ち。クレバリーは3回に2度のダウンを喫するなど完敗だった。しかし、クレバリーはクルーザー級に上げたあと再びライトヘビー級に戻り、先月にはユルゲン・ブレーマー(独)を破ってWBAのレギュラー王座を獲得した。33戦30勝(16KO)3敗。そのクレバリーは今週末のコバレフ対ウォードについて、「現時点で考えられる最高のカードだと思う。ウォードは熟練者ともいえる技巧派で、一方のコバレフは両拳にKOのパワーを秘めた選手で、こちらもスキルがある」と両者を称賛。そのうえで「勝負は判定までもつれるだろうが、コバレフが勝つと思う。彼は距離感やバランスがよく、長距離から打つことができる。スーパーミドル級から上げてきたウォードに対しナチュラルなライトヘビー級のコバレフは体格でも勝る。ウォードを守勢に追いやって接戦をものにすると思う」と予想している。クレバリー自身は再戦契約により来春にはブレーマーとのリマッチが予定されている。コバレフとクレバリーが勝ち残ればWBA内の統一戦が指示される可能性が高いが、それに関してクレバリーは「人々は無謀だというかもしれないが、私はリスクを恐れないファイターだから(コバレフと)戦うよ。前回とは異なる戦い方をするつもりだ」と話している。