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フェザー級とスーパーフェザー級を制覇した実績を持つ元世界王者ミゲール・マイキー・ガルシア(28=米)が、既報のとおり来年1月28日に米国ネバダ州ラスベガスでWBC世界ライト級王座に挑むことが決定した。王者デヤン・ズラチカニン(32=モンテネグロ)への挑戦に向け、ガルシアは「以前よりも強くなっていることを証明したい」と意気込んでいる。
ミゲール・ガルシア
ガルシアは2階級制覇を成し遂げ、さらなる飛躍が期待されていたが、プロモーターとビジネス上の摩擦が生じたため14年1月の試合を最後に活動休止状態に陥った。今年7月、元世界王者のエリオ・ロハス(ドミニカ共和国)を5回TKOで下して2年半ぶりにリングに戻ってきたばかりだ。35戦全勝(29KO)。復帰2戦目で3階級制覇への挑戦試合が決まったガルシアは「とても嬉しいし興奮している。ズラチカニンは無敗の強いサウスポーだが、私がベストであることを証明したい。以前よりも強くなっている実感があるし、意欲もある」と意気込みを口にしている。王者のズラチカニンは今年6月、ホルヘ・リナレス(帝拳)が右拳を痛めて休養中に王座を獲得した小柄なサウスポーで、戦績は22戦全勝(15KO)。なお、この日はカール・フランプトン(英)対レオ・サンタ・クルス(メキシコ/米)のWBA世界フェザー級(スーパー王座)タイトルマッチも行われる。