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IBFは同団体ライト級3位のリチャード・コーメイ(29=ガーナ)と5位のデニス・シャフィコフ(31=露)の挑戦者決定戦の興行権入札を20日(日本時間21日)に行うと公表した。
デニス・シャフィコフ
IBFのライト級王座はランセス・バルセレミ(キューバ/米)が6月の防衛戦後に返上。
これを受け9月にコーメイとロバート・イースター(米)で決定戦が行われ、2対1の僅差判定で勝利を収めたイースターが新王者になった。しかし、内容が競っていたこともありIBFはコーメイを最上位の3位(1位と2位は空位)に据え置き、今回の挑戦者決定戦の出場権を与えた。コーメイは25戦24勝(22KO)1敗。3度目の世界挑戦を目指すシャフィコフは、かつて協栄ジムでユーリ・アルバチャコフやオルズベック・ナザロフらを指導したジミン・アレクサンドル・トレーナーに師事していたサウスポーで、現在はゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/米)のコーチとして知られるアベル・サンチェス・トレーナーの指導を受けている。40戦37勝(20KO)2敗1分。なお、興行権落札者は来年1月9日までにコーメイ対シャフィコフを行わなければならないとされる。その勝者がイースターへの挑戦権を手にする。
IBFのライト級では東洋太平洋王座を5度防衛中の中谷正義(井岡)が14位にランクされている。世界的に層の厚い階級だが、トップ戦線参入、そして世界挑戦に繋げるためにも中谷には知名度のある相手にインパクトのある勝ち方が求められる。