TR社が五輪戦士と契約

　米国の大手プロモート会社、トップランク(TR)社はこのほど今夏のリオ五輪ライト級に出場したテオフィモ・ロペス(19=米)と契約を交わした。デビュー戦は11月5日、米国ネバダ州ラスベガスのトーマス&マックセンターで行われるジェシー・バルガス(27=米)対マニー・パッキャオ(37=比)のWBO世界ウェルター級タイトルマッチの前座で計画されている。

　ロペスは米国ニューヨークで生まれフロリダ州で育ったが、リオ五輪には両親の出身地であるホンジュラス代表として出場した。銀メダリストとなる相手と当たる不運もありライト級初戦で敗退したが、その素質は高く評価されている。アマ戦績は170戦150勝20敗。11月5日のデビュー戦は4回戦が予定されている。TR社はリオ五輪ライト級金メダリストのロブソン・コンセイサン(ブラジル)、バンタム級8強のマイケル・コンラン(アイルランド)とも契約を交わしている。なお、コンセイサンも11月5日にデビュー戦を予定している。