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17日に米国テキサス州アーリントンのAT&Tスタジアムで行われたWBO世界スーパーウェルター級タイトルマッチは、挑戦者のサウル・カネロ・アルバレス(26=メキシコ)が王者リアム・スミス(28=英)を9回でKO、王座を奪ったが、その試合の米国でのペイ・パー・ビュー(PPV=有料視聴)の件数が約30万件に留まったことが分かった。
スミス対アルバレスはHBOテレビが1件あたり約65ドル(約6500円)の値段でPPV放送した。ロサンゼルス・タイムズが伝えるところによると、その契約件数が約30万件とのことで、売り上げは1950ドル(約19億5000万円)という計算になる。アルバレスは昨年11月のミゲール・コット(プエルトリコ)戦では約90万件、今年5月のアミール・カーン(英)戦では約50万件のPPV契約を計上していた。スミスの知名度不足が響いたということだろうか。
カネロvsスミス
ちなみに来年9月に対戦が期待されているWBA、WBC、IBF世界ミドル級王者ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/米)は、昨年10月のデビッド・レミュー(カナダ)戦は米国で約15万件に留まったが、今年9月のケル・ブルック(英)戦は英国で約50万件のPPV契約を生み出したと報じられている。
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