ロマゴンが凱旋帰国

　カルロス・クアドラス(28=メキシコ)との無敗対決(10日、米国カリフォルニア州イングルウッド)を制してWBC世界スーパーフライ級王座を獲得、4階級制覇を成し遂げたローマン・ゴンサレス(29=ニカラグア)が12日夜、ニカラグアに帰国した。

　ゴンサレスがニカラグアの首都マナグアに到着すると、夜にもかかわらず大勢のファンがヒーローを出迎えた。ゴンサレスがオープンカーに乗って移動すると熱狂的な支持者がオートバイや自転車で伴走した。ゴンサレスは「この勝利を家族、ニカラグア、オルテガ大統領、そして神様に捧げたい。17年に再びリングに戻る」と話した。ゴンサレスは同じスーパーフライ級のWBO王者、井上尚弥(大橋)との王者対決が期待されているが、その前にクアドラスとの再戦やWBAとWBOのフライ級王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)との対戦が計画されているという。井上戦は来年の後半が濃厚だ。