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WBAは12日、同団体のミドル級スーパー王者ゲンナディ・ゴロフキン(34=カザフスタン/米)、同級レギュラー王者ダニエル・ジェイコブス(29=米)の両陣営に対し、
30日以内に対戦交渉をまとめるよう指令を出した。
ダニエル・ジェイコブス
もともとWBAは両者に対して団体内統一戦を行うよう指示してはいたが、ゴロフキンは9月10日にケル・ブルック(英)、ジェイコブスはその前日の9日にセルジオ・モーラ(米)を相手にそれぞれ防衛戦を行うことが内定していたため、ひとまず先送りされることになった。WBAはブルック戦を「ビジネス優先のカード」としてゴロフキンの防衛戦とは認めなかったが、スーパー王座を剥奪することはしなかった。こうしたなか9日、10日に両者がTKO防衛を果たしたため、WBAはあらためて対戦指令を出すことになったようだ。交渉期間は30日で、話し合いが不調に終わった場合は興行権入札が行われるという。試合は120日以内と定められている。ブルック戦後、ゴロフキンは「私は誰とでも戦う用意がある。おそらく次はニューヨークでジェイコブスと戦うことになるだろう」と話している。これに対しジェイコブスは「自分がミドル級で最強であることを証明したい」と自信をみせている。両者の対決は11月26日、ニューヨークのバークレイズ・センター開催が有力視されている。