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右拳と右腕を故障したWBC世界ヘビー級王者デオンタイ・ワイルダー(30=米)の戦線離脱にともなう暫定王座の決定戦が、1位アレクサンデル・ポベトキン(36=露)対2位バーメイン・スティバーン(37=ハイチ/米)のカードで行われる。この試合開催地としてフィリピンやアフリカのコンゴ民主共和国などが候補に挙がっていることが分かった。
バーメイン・スティバーン
スティバーンを擁するドン・キング・プロダクションズがメディアに明かしたもので、フィリピン、コンゴ民主共和国のほかにもマレーシア、米国ニューヨーク、ラスベガスが候補に挙がっているという。かつてキング氏のプロモートでフィリピンではモハメド・アリ(米)対ジョー・フレージャー(米)第3戦が行われ、コンゴ民主共和国ではザイールの国名時代にキンシャサでジョージ・フォアマン(米)対アリが行われたことがある。また、マレーシアのクアラルンプールでもアリ対ジョー・バグナー(英)が開催された。キング氏は「アリを記念するイベントを主催したい」と話している。ポベトキン対スティバーンは年内開催が有力だが、試合地決定までは時間がかかりそうだ。