海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
マイナー団体IBOの元スーパーミドル級王者で現在はライトヘビー級を主戦場にしているトーマス・オースズイゼン(28=南ア)が8月27日、南アのボクスブルグで14ヵ月ぶりのリングに上がる。オースズイゼンは今年3月、ユルゲン・ブレーマー(37=独)の持つWBA世界ライトヘビー級王座に挑む予定だったが、素行不良のため陣営が挑戦を辞退していた。
長身サウスポーのオースズイゼンは28戦26勝(14KO)2分の実力者だが、リングの外でもケンカが絶えなかったという。加えて飲酒と周囲への暴力などが目立ち、とうとう世界挑戦を前にマネージャー兼トレーナーがプロモーターに報告。これを受け陣営は世界挑戦を取りやめた。27日にセットされたダニエル・ブリュワー(南ア=31戦24勝21KO6敗1分)戦はWBAパンパシフィック・アフリカ・ライトヘビー級王座決定戦として行われる。南アの問題児は改心しているのか…。