海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
WBO世界ライト級王者テリー・フラナガン(27=英)が、次戦で1階級下のIBF世界スーパーフェザー級王者ホセ・ペドラサ(27=プエルトリコ)の挑戦を受ける可能性が出てきた。
テリー・フラナガン
フラナガンの次戦に関して陣営は当初、WBC王者デヤン・ズラチカニン(モンテネグロ)との統一戦を計画して交渉していたが、WBOから1位のフェリックス・ベルデホ(プエルトリコ)との指名防衛戦を強制されたため頓挫。一方、ズラチカニンにはミゲール・マイキー・ガルシア(米)との対戦話が持ち込まれており、フラナガン対ズラチカニンは空中分解寸前とみられている。そんな折り、ベルデホがオートバイ事故で戦線離脱することになったことで、フラナガンのV4戦は宙に浮いた状態になっている。そこに浮上したのがペドラサ戦というわけだ。ペドラサのプロモーター、ルー・ディベラ氏はフラナガン側のフランク・ウォーレン・プロモーターと下交渉を進めており、「10月、英国開催」の線で上々の感触をつかんでいるようだ。サウスポーのフラナガンは31戦全勝(12KO)、ペドラサは22戦全勝(12KO)。風雲急を告げるライト級トップ戦線、今後の動きに注目したい。