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元WBC世界スーパーフライ級王者トマス・ロハス(36=メキシコ)は13日(日本時間14日)、メキシコのベラクルス州ベラクルスでホセ・サンマルティン(コロンビア)とフェザー級10回戦で拳を交えた。
サウスポーのロハスは2回に相手の右を浴びて危機に陥るなど危ない場面もあったが、それ以外は一進一退の展開だった。迎えた6回終盤、バッティングでロハスが眉下をカット。これがサンマルティンの故意の反則とみなされ、コロンビア人に反則負けが言い渡された。12年11月に山中慎介(帝拳)の持つWBC世界バンタム級王座に挑んで7回KO負けを喫しているロハスは、これで再起9連勝(6KO)をマーク。この間、WBC米大陸フェザー級王座を獲得するなどしている。64戦48勝(32KO)14敗1分1無効試合。バッティングは偶然だったとみる関係者が多く、負傷判定が妥当だと同情されたサンマルティンは25戦20勝(12KO)4敗1分。
この日のセミには、来日経験もあるWBC世界フライ級2位のファン・エルナンデス(メキシコ)が出場、ディクソン・フローレス(ニカラグア)に3回終了TKO勝ちを収めた。11年8月に東京・後楽園ホールで井岡一翔(井岡)の持つWBC世界ミニマム級王座に挑んで判定負けを喫しているエルナンデスは35戦33勝(24KO)2敗。これで井岡戦後は15連勝(11KO)となった。昨年8月、カルロス・クアドラス(メキシコ)の持つWBC世界スーパーフライ級王座に挑んで5回TKO負けを喫したフローレスは20戦13勝(4KO)5敗2分。