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スーパーフェザー級とフェザー級を制覇した実績を持つファン・マヌエル・ロペス(33)と、スーパーバンタム級の元WBO王者ウィルフレド・バスケス・ジュニア(32)のプエルトリコの元世界王者同士の一戦が10月8日、同国のサンファンで行われることが正式決定した。11日には会見が行われ、両者が抱負を述べた。
ファン•マヌエル•ロペス
10年2月から翌年5月まで世界一の座にいたバスケス・ジュニアは、その後は9戦して4勝(2KO)5敗と厳しい状態が続いている。現在は2連敗中だが、知名度の高いロペスを下して再浮上したいところだ。そのバスケスは会見で「ここでファンマ(ロペスの愛称)と下らないトークをするつもりはない。私はこれまで彼から信用されていなかったようだが、今度の試合で彼に犠牲を強いるつもりだ」とコメント。一方のロペスも10年までは30連勝(27KO)、2階級制覇と快進撃を続けていたが、11年以降はオルランド・サリド(メキシコ)にWBO世界フェザー級王座を追われた試合を含め9戦4勝(4KO)5敗と不振が続いている。バスケス・ジュニア同様、このところ2連敗中だ。「この試合はバスケス・ジュニアが以前から望んでいたものだが、それに見合った報酬を提示するべきだと言ってきた。私はビジネスとして戦う」と割り切った考えを示した。戦績はバスケス・ジュニアが31戦24勝(19KO)6敗1分、サウスポーのロペスが39戦34勝(31KO)5敗。